瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)プロフィール ※インタビュー当時
徳島県立高等女学校(現:徳島県立城東高等学校)、東京女子大学国語専攻部卒業。代表作に『夏の終り』や『花に問え』『場所』など。古典に造詣が深く、特に『源氏物語』に関する著書は多数。98年『源氏物語』の現代語全訳完成。また、執筆以外にも、僧侶として『写経の会』や『法話の会』を開き、多くの人々の心の拠り所をつくっている。東日本大震災後に大病を患うも、2016年、94歳にして初の掌小説『求愛』を発表するなど、精力的に活動している。1922年5月15日生まれ。僧位は僧正。97年文化功労者、06年文化勲章。(2021年11月9日逝去)