
見田宗介(みた・むねすけ)さんプロフィール
1937年東京都に生まれる。筆名、真木悠介。1956年、東京大学に入学、1960年、同大学文学部社会学科卒業後、大学院に進学。1965年、同大学院社会学研究科博士課程を満期退学後、同大学教養学部で講師、助教授、教授を歴任し、多くの学生、研究者の指導にあたる。1998年に同大学を退官し、その後共立女子大学教授、東京大学名誉教授。 60年代から刊行されてきた多数の著作、また東大の伝説的超人気ゼミだった「見田ゼミ」を通じ、思想家、社会学者たちに多大な影響を与えてきた。社会科学的な分析の明晰さと詩的、直観的な対象把握や文体を結合させた独特の視点とスタイルは真木名義の著作等からも見ることができる。