山内昌之さん(歴史学者)インタビュー

山内昌之さん(歴史学者)

「自らの興味と世の中への貢献の接点を探る」

解説

故郷の小樽は、山と海の町受験勉強で親にうるさく言われる事も無く、のんびりと、晴れの日は泳ぎ、雨の日は本を読む、「晴‘泳’雨読」の生活を送っていた。もともと理系であったため、工学部も視野に入れていたが「自分より数学的な才能をもつ人間がいる」と感じ、文転。それからは、「なんとなく進んだ。」

研究者としての道を決意し手応えを感じたのは、25・6才の頃。「そこからが私のスタートだった。」その後、カイロやアンカラ、ハーバードで研究を重ねた。

「国のため、国民のために、少しでも役に立つような仕事をしたい」社会に対する責任と捉え、研究成果を本にまとめている。メンツだとか、自分のプレステージだとか、そういうことにこだわる必要は無い。
「自分が“偉い”からとか、年長者だからっていう理屈は社会における非常に質の悪い部分だ」。

「世界史と日本史を合わせたモノの見方について、今まで読んできた古典や、自分自身の関心や生き方などとも結びつけたものを書いていきたい」。

プロフィール

1947年生まれ、北海道出身。歴史学者。専攻は中東・イスラーム地域研究、および国際関係史。 北海道大学卒業、東京大学学術博士。 カイロ大学客員助教授、東京大学教養学部助教授、トルコ歴史協会研究員、ハーバード大学客員研究員、政策研究大学院大学客員教授、東京大学中東地域センター長などを経て、東京大学教授を2012年に退官。 三菱商事顧問、フジテレビジョン特任顧問も務める。 著書に『スルタンガリエフの夢』(東京大学出版会)、『ラディカル・ヒストリー』(中央公論社)、『中東国際関係史研究』(岩波書店)、『歴史とは何か』(PHP文庫)など。

インタビュー

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