前坂俊之さん(ジャーナリスト ノンフィクション作家)インタビュー

情報をあまねく広げる「個人」の出現で社会が変わる

前坂さんは、慶應義塾大学経済学部を卒業後、毎日新聞社に入社。京都支局を経て、毎日新聞東京本社調査部、同情報調査部副部長などを歴任。取材テーマは司法犯罪の冤罪から「国家犯罪としての戦争」に移して、「兵は凶器なり」「言論死して国ついに亡ぶ」の2冊を刊行。1993年4月、静岡県立大学国際関係学部教授に就任。ジャーナリズム、メディア、国際コミュニケーション論を担当、2009年3月に退官し名誉教授に。現在は一ジャーナリストにもどり、日本記者クラブを拠点にして、取材と執筆の日々。カヌー、フィッシングや海を年中楽しみながら、「生涯現役」「晩年悠々」「百歳健康学」の創設をめざしてブロガーライフ。広範なテーマで活動され、最近では、You Tubeでの動画配信に活躍の場を広げ、ネットメディアの可能性に関しても積極的に発言している前坂さんに、日本の報道メディアの問題点、情報発信の重要性などについて伺いました。

~ガキの時分に魚釣りばっかりやっていましたから、大阪支局で10年ぐらいやって、35歳で東京の調査部に変わった段階で、逗子の海岸まで歩いて10分ぐらいのところに住みました。砂浜は早朝が勝負ですから夏はだいたい4時に行って、2時間で魚の朝食に合わせて7時ごろまで釣って、それから家に帰って魚をさばいて料理して、それからメシを食って、鎌倉で8時半の電車に乗って、東京駅までの1時間で本を1冊読んで会社には10時に着いて原稿を書く、というようにタイムスケジュールを全部決めていました。それから、このころ出版社とパイプを付けたんです。東京には出版社の9割があって、神田の周辺にいっぱい集まっていますから、8時間は会社の仕事をやって、あとはしっかり自分自身の原稿を書いていたんです。~

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